2010年01月21日号
4:奈良協組~日替わり操業を計画
奈良生コンクリート協同組合(稲川隆彦理事長)は07~08年に約6割の工場削減を行ったが、需要が急激に減少しており組合員の収益はむしろ悪化の度合いを強めている。2010年度の需要環境は一段と厳しくなるとの見通しが強まる中で、奈良協同組合は、生き残りに向けて工場の日替わり操業などさらなる合理化を計画している。利益分配方式も見直す予定で、販売収入から組合員各社に一定の原材料費と輸送費を支払い、「残額をシェア比率で配分するという方式を視野に入れている。