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2021年03月04日号

1;自己資金で買い増し~東京協組

東京都心部の生コンの荷動きが依然振るわない。今年度の東京地区生コンクリート協同組合(中央区、斎藤昇一理事長)の生コン出荷は230万立方メートル程度にとどまり、2年連続で過去最低を更新することが確実となった。数量減とコストアップのダブルパンチが組合員各社の業績に暗い影を落とす中、同協組は2月22日に開いた理事会で、今年度の組合員からの仕入価格について、本来レベルに対し一定額を上乗せし、経営安定化を支援することを決めた。