2018年11月01日号

2;品質監査を「見える化」～大阪兵庫生コン工組

生コンの品質管理監査でＩＴを活用する動きが出てきた。大阪兵庫生コンクリート工業組合（木村貴洋理事長）は、品質監査の「見える化」や「書類の電子化」を促進するため、タブレット端末を使った立入監査を、今年度から実施している。全国統一品質管理監査基準・チェックリストをタブレット端末に展開し、各チェック項目の判定結果を入力。監査終了後、データを電子メールで同工組に送信し、自動集計できるシステムを構築した。監査工場が１８０に上り、集計作業が煩雑だったことも背景にある。