熊本県の人吉球磨地区生コンクリート協同組合(地下和志理事長)が29、30日の2日間、生コン出荷を完全停止する。同協組は4月1日契約分から軽油やセメントなどの諸資材高騰、需要減を理由に1立方メートル当たり1000円値上げして14700円(18・8・40BB)としていた。しかし、建設業の相次ぐ倒産などで代金回収率が約6割にとどまるなど「このままでは潰れる」(地下理事長)として、強硬手段に打って出た。
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