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2017年10月19日号

5;バイオプラスチック開発へ~三菱マテリアル

三菱マテリアルは16日、筑波大学発ベンチャー企業の藻バイオテクノロジーズ及びNECと協力し、「セメント製造工程で発生する高濃度CO2の特定藻類への効率的な固定化技術」、「培養した藻類から高機能なバイオプラスチック素材を製造する実用化技術」の開発に着手すると発表した。光合成で吸収した二酸化炭素(CO2)を有機成分に変えて蓄積する藻類の性質を利用し、CO2を藻類に蓄積(固定化)する。蓄積された有機成分を元に高濃度CO2を利用したバイオプラスチックを実用化することで、大量のCO2が削減できる。