2008年10月02日号
1:全国生コン品監会議~偽装防止へ対策検討
六会コンクリートによる溶融スラグ骨材の不正混入問題を受けて、全国生コンクリート品質管理監査会議(長瀧重義議長=愛知工業大学教授)は9月26日の定例の会議で、「コンクリート偽装」の再発防止策の検討に着手することを決めた。長瀧議長は「例えば、査察の回数や対象工場の拡大、無通告など、コンクリート偽装が二度と起こらないような再発防止策を導入したい」と話している。今後、全国会議の下部機構である小委員会で検討、再発防止策をまとめ、それを来年2月に開催予定の全国会議に諮り、承認が得られれば来年度の監査から導入する計画だ。