2008年09月11日号
4:香川西部~来年4月に再値上げ
香川県西部生コンクリート協同組合(丸亀市、吉野孝雄理事長)が8月から実施している値上げが浸透しつつある。旧契約を早期に消化し、新価格への移行を進めるとともに、来年4月以降の再値上げを視野に入れた検討を始めている。
同協組ではセメントをはじめ諸資材高騰が続いているため、8月1日に値上げを実施した。建築標準(18・15・20)を11500円、土木標準(18・8・40)を11000円とし、6月以降PRを重ねてきた。旧契残を年明けごろまでに7割以上消化し、2月には新契での出荷が5割以上にする見通し。新年度には新価格での積算公示価格になると見込む。すでに新価格での契約も出ており、諸資材価格の高騰で値上げがゼネコンから理解を得られている判断をしている。