全国生コン両連合会は、今年度の生コン出荷想定を前年比6・2%減の8168万9千m3に下方修正した。過去最低だった2010年度の8527万8千m3を下回る見通し。セメントメーカー各社も今年度の国内需要を当初見込みの4300万トンから4200万トン台に引き下げている。東京オリンピック・パラリンピックなど大型物件の着工がずれ込んだためとされるが、一方で契約残が増加に転じるなど、来年度は出荷の回復が見込めるとの見方が強い。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。