2008年07月17日号
3:四国~主要市場で生コン値上げ 高知は出荷ベース
四国地区の生コンは、公共投資の縮減や民間設備投資が一段落したため、減少が続いている。一方、製造コストはセメントや骨材の値上げ、軽油価格の高騰で燃料コストが上昇しており、販売価格改定が課題となっている。4県の中心協組では値上げ実施や、かつて打ち出した値上げの再要請を打ち出し、コストに見合った販売価格の確保に努めている。
高知県下の生コン協組は今月1日出荷分から販売価格(21・8・40BB)を改定し、600―1500円の範囲で値上げに踏み切った。高知県生コン協同組合連合会が各協同組合から実勢を聞き取り、軽油の値上がり分を加味して、生コンの一括販売取引を実施している県建設業協同組合に通知した。