2008年06月26日号
4:国交省予測~06年度水準に戻らず 建設投資は50兆割れ
国土交通省は23日、08年度の建設投資見通しを発表した。それによると、建設投資の総額は前年比1・4%図増の49兆3600億円になると予測しているが、昨年度の見通しが06年度比で6・2%減になると見ており、06年度の水準には回復しないと予測している。
このうち、政府建設投資は国の歳出削減と地方の財政ひっ迫などにより、国と地方合わせ7・8%減の16兆5000億円になると見ている。一方、民間投資は6・8%増の32兆8600億円になると予測。官民比率は官が33%、民が67%で民間の比率は前年度に比べ4ポイント上昇すると予測している。