軽量気泡コンクリート(ALC)の〇七年度出荷は前年比12・7%減の205万4千立方メートルだった。ここ数年、230―40万立方メートルの需要があったが、昨年6月の改正建築基準法の施行の影響を大きく受け、需要が落ち込んだ。改正建築基準法による着工遅れは峠を越し、需要は戻りつつあるものの、今度は景気の先行き懸念から建築着工が伸び悩んでいる。今年度、かつての230万立方メートル台の需要に戻すことは厳しい見通しである。
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