セメント大手5社の2015年4~12月期のセメント部門の連結決算は、太平洋セメントを除いた4社が増益だった。国内需要は低迷しているが、主に石炭・石油といった燃料の価格下落で利益が押し上がった。16年3月期の通期のセメント部門の利益見通しは、内需の予想以上の落ち込みを反映させる形で、太平洋、三菱マテリアル、トクヤマが従来予想を下方修正した。
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