2015年10月15日号
2;生コン3.2%減の9100万m3~国交省見通し
国土交通省は2日、2015年度の建設投資額が前年度比5・5%減の48兆4600億円になる見通しを発表した。この数値を踏まえ同省は9日、15年度の主要建設資材需要見通しを公表、セメントが3・4%減の4400万トン、生コンクリートが3・2%減の9100万m3とした。建設投資は10年度にピーク時の半分の41兆9282億円まで減少。その後、東日本大震災の復興工事や消費増税前の補正予算効果などがあり、4年連続で増加した。しかし、15年度は公共事業費が大幅に減る見込みで5年ぶりの減少予測となった。