2015年08月06日号
5;10月からトン300円上げ~大阪の砕石
大阪地区の砕石業者が10月出荷分から値上げする。製品代の上げ幅はトン当たり300円(山代)で、運賃は距離に応じて別途上乗せする。大阪の砕石業者で構成する近畿砕石協同組合(山本和成理事長)は2013年に生コンやアスファルトなどの業界団体に対して、軽油代やダンプ運賃の上昇、生産設備などの再投資に要する費用として、トン当たり700円(工場着値)の値上げを表明。その後の組合員の個別交渉によって14年春にはトン当たり150~200円の成果を得た。未達分については継続的に値上げを実施する意向を示していた。