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2008年04月03日号

2:土木学会~標準示方書を改訂 収縮ひずみ1200μに規定

 土木学会はコンクリート標準示方書の設計編、施工編、維持管理編、ダムコンクリート編の四編を改訂し、その概要を27―28日に都内のよみうりホールで開いた講習会で発表した。今回の改訂ではコンクリートの収縮ひずみの実態を踏まえ、設計編で収縮ひずみの最終値を1200μと規定した。また、施工編では同学会が昨年3月に発刊した「施工性能にもとづくコンクリートの配合設計・施工指針(案)」の成果を導入。複雑化する現場条件に対応して所要の充てん性を確実に確保するため、スランプの考え方とその設定方法を見直すなど、大幅な変更が行われている。