2014年11月20日号
2;損傷を素早く直す~セメント協会・太平洋セメント
強くて丈夫が売りのコンクリート舗装だが、表層舗装に段差が生じたり、ポットホール(くぼみや穴)ができたりするなど損傷も起こり得る。コンクリート舗装の普及拡大に向けて損傷や劣化を素早く直す補修技術の確立も重要な要素となる。補修ニーズも高まる普及後の将来を見据えて、セメント協会、太平洋セメントは14日、補修工法に特化した施工見学会を千葉・佐倉市内の同社中央研究所で開いた。スーパージェットコンクリートや速硬性混和材を添加したコンクリートなど補修後、3~12時間で交通開放できる技術を披露した。