この2年で千葉砂の値上げは大きく進展した。今年度だけでトン当たり200~400円の成果を得たものの、それを上回る勢いでダンプや船舶といった物流コストが膨らむ。加えて、千葉砂の混合材として他地域から供給されている天然砂や砕砂の価格も上昇している。秋口から工事が本格化する豊洲新市場工事で、生コンの需要が増えると予想される中、千葉砂の生産業者、商社は、混合材の新たな供給源としてフィリピンやロシアといった海外からの調達も視野に入れ始めている。
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