2007年11月22日号
5:PC建協~上期受注高は2%増 建築構造物は一転減少
プレストレスト・コンクリート建設業協会がまとめた受注実績によると、07年度上期の受注高は前年同期比2%増の1160億8100万円だった。国土交通省関係が57%増と好調だったことが全体の増加につながっている。地域別でみると関東、北陸、関西、中国、四国、九州の6地区で前年実績を上回った。
分野別では主力の橋梁部門が6%増の930億1700万円となった一方で、好調だった建築構造物は17%減の94億5800万円となった。各PCメーカーでは建築分野に力を入れており、受注実績も増えつつあるが、建築基準法改正による確認申請の遅れが影響し、今期は減少となった。