2007年11月15日号
2:札幌協組~年明けにも値上げへ
札幌生コンクリート協同組合(札幌市、桝澤哲夫理事長)は、来年初めを目処に大口向け生コン販売価格の値上げを検討している。値上げ幅は、建築標準物(21・18・20)で1500円程度を想定している。原油価格の高騰に伴う燃料・製造コストの上昇が生コンの製造のみならず輸送においても多大な影響を与えており、安定供給、品質の確保に支障をきたすとの懸念があることから値上げの検討に入った。今後は値上げの実施時期も含めて引き続き検討を進める。今回の値上げが浸透すると、同協組の生コン販売価格は11000円前後となる。