2013年05月02日号

4;発注遅れ生コン需要にずれ～復旧復興

　東北の大震災復旧復興における生コンなど建設資材対策の現状と課題などについて情報交換をする建設資材対策東北地方連絡会の今年度第１回会合が４月２４日、仙台市の宮城自治労会館で開催された。国土交通省東北地方整備局、経済産業省東北経済産業局、東北６県、建設や生コン、コンクリート製品、骨材などの業界代表らが出席した。各県、市からの報告によると、岩手県は２０１３年３月末時点の建設資材の需要見通しを集計中だが、入札不調による発注の遅れなどで需要の時期が刻々変化している。生コンの増産対策として岩手県生コン工業組合が宮古復興生コンクリート工場（宮古市）を誘致したが、宮古・釜石両地区にも公共プラント建設を検討している。