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2013年05月02日号

3;骨材価格に先高観~本紙骨材調査

 骨材価格に先高観が広がっている。コンクリート工業新聞が生コン製造会社を対象にしたアンケート調査(回答144社)によると、半年~1年後の粗骨材、細骨材の購入価格の見通しについて、現時点より「上がっている」との回答がそれぞれ3分の2を占めた。骨材生産業者の能力低下や輸送力不足などによる需給のタイト化、原石不足が要因とされている。コンクリート工業新聞では、生コン業況定期調査に合わせて、骨材の需給や価格動向を調べた(業況調査の結果は3面)。調査結果によると、前年同時期と比較した足元の骨材需給について、最も多かった回答が「均衡」で粗骨材で69・4%、細骨材で66・0%とそれぞれ3分の2を占めた。次いで「ややひっ迫」で粗骨材、細骨材ともに20・8%だった。