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2013年05月02日号

5;プラス値が初の2ケタ~生コン業況定期調査

 生コン製造業界の業況回復が鮮明になってきた。コンクリート工業新聞が実施した生コン業況定期調査によると、2013年1~3月期の業況実績DIは10・6(前期8・1)で、調査を始めた09年1~3月期以降、初の2ケタのプラス値となった。2期連続プラスも初めて。コストは上昇基調が続いているものの、価格が上向き、出荷もおおむね堅調のようだ。13年4~6月期の業況見通しDIは21・7で、DI基準は「普通」から「やや良い」にランクアップする。アンケート対象は本紙を購読する生コンメーカーの代表者・経営幹部で、144社から回答を得た。