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2007年09月20日号

2:全米生コン協~戻りコン骨材の活用で報告書

 米国の生コン団体、NRMCA(全米生コン協会)は今月、戻りコン骨材(CCA=クラッシュ・コンクリート・アグリゲイト)のコンクリート再利用に関する最終報告書をまとめた。CCA製造・管理上の留意点、CCAを使ったコンクリートの試験結果、CCAのコスト評価などを収録。CCAの適切な管理、使用を前提に、骨材総量に対して10%(重量比)をCCAに置換え可能と結論付けている。さらに、CCAの利用で戻りコンの処理費が抑えられること、天然骨材の使用量が減ることから、米国の生コン業界全体で3億ドル(約350億円)のコスト削減が可能と試算している。