2007年04月05日号
2:国内は売価アップなど取り組む、三菱マテ
三菱マテリアルは3月29日、2007年度から3年の新中期経営計画(ブレークスルー1000=1000億円企業を目指して)を策定したと発表した。09年度の経営目標を、連結経常利益1000億円超、ROA(総資産経常利益率)5%超などとし、セメント、銅、加工、電子材料の4つの中核事業の成長を図り達成を目指す。セメント事業は国内が売価アップ、廃棄物処理事業の強化、石灰石砕砂の拡販に取り組む。米国は販売エリアの拡大、垂直統合の強化など新中計後の成長をにらんだ施策が中心だ。