セメント大手各社は、昨年度のセメント値上げが目標未達に終わったことから、今年度も交渉を継続して上積みを目指す構えだ。すでに太平洋セメントは未達分の値上げを打ち出している。住友大阪セメントは二段構えで、まず工事口向けの売価引上げを先行させ、生コンなど固定先ユーザーについては下期の価格改定に向けて盆前にも要求額を提示する考え。一方、宇部三菱セメントは、上期の状況を見極めたうえで、下期以降の価格方針を決める。
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