住友大阪セメントは16日、栃木県佐野市の栃木工場敷地内で建設していた、二酸化炭素(CO2)とカルシウムを反応させて生成する人工石灰石の製造試験設備の竣工式を開いたと発表した。人工石灰石の製造能力は年270㌧程度と既存の試験設備の約10倍。セメント工場から排出されたガスが使えるほか、一般焼却灰など多様な廃棄物からカルシウムを抽出できるなどの特徴がある。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。