2025年03月27日号
5;低炭素コン1万m3超~国交省
国土交通省は14日、同省発注の低炭素型コンクリート試行工事の実施状況を公表した。同省は低炭素型コンクリートを「ポルトランドセメントの置換率55%以上、それと同等の二酸化炭素(CO2)削減効果があるもの」と定義。2024年末時点で、全国17都道府県の51件の工事で約1万1千m3の低炭素型コンクリートが使われた。プレキャストが49件と大半で現場打ちは2件。現場打ちでの使用量は岐阜県の新丸山ダム本体建設第1期工事で3036m3、秋田県の成瀬ダム堤体打設工事で1526m3で、全体の4割を占めた。