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2010年10月14日号

1:コンクリート舗装~注目度アップ 土木学会でも検討進む

 セメント・生コン業界でコンクリート舗装の普及が活発化している。高耐久・長寿命、LCC(ライフサイクルコスト)の安さなどといったコンクリート舗装の特性が改めて脚光を浴びており、また、競合相手のアスファルト舗装は主原料のアスファルトの値上がりに伴い施工コストが上昇するなどコンクリート舗装の占有率が拡大する条件は整ってきている。国や学協会によるコンクリート舗装の調査研究も活発だ。土木学会は、コンクリート舗装小委員会(西澤辰男委員長=石川工業高等専門学校教授)の検討成果を2014年に改定予定の舗装標準示方書に反映させる考えだ。