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2022年04月28日号

1;旧契約値上げに挑む~東京地区生コン協組

東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、斎藤昇一理事長)が旧契約値上げに挑む。3月末契約残が600万m3を超え、2年以上におよぶコスト負担が組合員各社の死活問題に直結しかねないためだ。上げ幅は「数百円」になるもよう。今後詳細を詰めて来月12日に開く予定の会合で登録販売店に明示する。出荷開始から2年後に販売価格を見直す「24か月条項」も効果的に運用してコスト負担の軽減につなげたい考えだ。22日に開いた記者との定例懇談会で斎藤理事長は「契約残をどう消化していくかが大きな課題だ。我々も苦労するが、ゼネコンにも(一部のコスト負担を)お願いしたい」と旧契約値上げへの協力を求めた。