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2022年01月06日号

1;コストアップ対応課題に~2022年の生コン市場の展望

2021年度の生コン需要は、災害復旧工事が相次いで終息する一方で、首都圏の再開発工事が動き出した。リニア中央新幹線や大阪万博などの大型プロジェクトの動向が今後の生コン需要の浮沈のポイントとなりそうだ。価格面ではセメントメーカー各社がトン当たり2000円以上の値上げを表明。骨材や混和剤などの値上げも相次いでおり、コストアップにいかに対応するかが年始早々、最重要のテーマとして浮上している。