札幌生コンクリート協同組合(成田眞一理事長)による生コン値上げが市場に浸透し、「建設物価版」「積算資料」の表示価格に満額反映された。骨材と輸送コストの上昇、老朽設備の更新、働き方改革に伴う人員の増員などコストアップ要因が山積する中で、4月に5年ぶりの値上げを打ち出していた。昨年10月に東洋コンクリートが加入したことで市場占有率が向上したことに加え、組合員の結束力の高さが奏功して早期の満額反映が実現した。
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