2021年09月09日号

5;２巡目、着実に進捗～道路メンテナンス年報

国土交通省は８月２５日、２０２０年度の道路構造物の点検実施状況などをまとめた「道路メンテナンス年報」（２巡目の２年目）を発表した。道路管理者は２０１４年７月から全ての道路構造物に対し５年に一度、近接目視による点検を実施しており、１９年度から２巡目に入っている。２巡目（１９～２０年度）は橋梁２７万７６４１橋、トンネル３６７４施設、道路附属物等（大型カルバート、横断歩道橋など）１万６６４９施設を点検。点検実施率（５年で１００％）は橋梁が３８％、トンネルが３４％、道路附属物等が４０％で、橋梁は前回実績（１４～１５年度）と比べ１０ポイント増加するなど、点検が進捗している。