2021年07月29日号
3;神奈川西部生コン協組、強力な市況対策思案
神奈川西部生コン協同組合(小田原市、勝間田慶喜理事長)が生コンの値上げを一気に浸透させる強力な市況対策を思案中だ。昨年4月から共販事業を始め、今春までに2回、計1500円の値上げを打ち出したものの、地域などによって進捗状況に濃淡があり、調査機関の表示価格への反映も限定的。勝間田理事長は「お願いベースの値上げでは隣接市場(静岡東部、湘南)との価格差は容易に埋まらない。強硬策も視野に入れたい」と語る。市況対策の指南役として7月に湘南生コンクリート協同組合前営業委員長の大家孝氏を顧問に招聘した。