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2021年07月08日号

1;値上げ未達分、今秋決着へ交渉強化~東京生コン協組

東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区)は5月に開いた総会で斎藤昇一理事長を再任、斎藤執行部の3期目が始動した。喫緊の課題は昨春の1000円値上げの未達成分の獲得だ。「これまでに700円受け入れてもらった」(斎藤理事長)といい、今秋までに残り300円の浸透を目指す。斎藤理事長は「骨材の値上がりや運搬費、廃棄物処理費の高騰などコストは増加の一途だ。(未達分を)受け入れてもらえなければ納入を辞退せざるを得ない」と強い姿勢で交渉に臨む構え。また、10月までに22年度の販売価格を決定、公表する予定だ。