セメント協会が22日発表した2020年度のセメントの国内需要は前年度に比べて5・6%減の3866万4千トン(3月輸入は見込み)となった。1966年度以来、54年ぶりに4000万トンを割り込んだ。東北で震災復興需要が一巡し、東京で都市開発の端境期が続く中で、新型コロナウイルス感染症の影響による工事中断や工程遅延も重しとなった。さらに7月の長雨など天候にも恵まれなかった。期初予想は4100万トンだった。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。