鹿島生コンクリート協同組合(4社5工場、鈴木芳一理事長)が、厳しい需要環境への対応に苦慮している。ここ数年、安定して推移していた震災復旧復興需要や大型プロジェクト向けが一段落し、2018~19年度は協組の生コン出荷量が大幅に減少。輸送・原材料費なども上昇しており、協組ではコストアップ分を生コン価格に転嫁するべく、3年間で2回の値上げを実施したものの、効果は限定的とみられ、頭を悩ませている。
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