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2020年09月03日号

1;SL12cm以上が4割、国交省の直轄工事で

国土交通省の直轄工事で、流動性を高めたコンクリートの採用が増えている。同省が7月31日に開いたコンクリート生産性向上検討協議会(前川宏一会長=横浜国立大学教授)で、2018年10月から昨年9月にかけて実施した「流動性を高めた現場打ちコンクリートに関するガイドライン」に関するフォローアップ調査の結果を公表した。これによると、スランプ値12cm以上の流動性を高めたコンクリートが実際の工事で採用された比率は前回調査(17年9月)の14%から約3倍の41%と大幅に増えた。