2009年08月06日号
1:計量印字記録対応~改造・更新投資に二の足
生コンの新JIS(2009年版)では、1年の猶予期間を経て来年4月1日実施される納入書への単位量の記載と計量印字記録の作成・提出が最大の山場と位置づけられている。プラントメーカーやシステムメーカーは、バージョンアップを含め新JIS対応の設備・システムを開発、既に販売を始めているが、全般に生コン会社の「反応は鈍い」とシステムメーカーは口をそろえる。需要減から収益が悪化し、設備投資を伴う設備・システムの改造や更新の方針決定が遅れているもようだ。このままだと期限に間に合わず乗り遅れる工場が出てくる可能性もある。