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2020年04月09日号

3;2019年度出荷、3年ぶりマイナス~関東一区

関東一区で生コンの共販事業を行う14協同組合の2019年度の出荷数量は、前年度比12・3%減の1068万4千m3で、3年ぶりのマイナスとなった。建設工事の端境期の長期化や新規着工・工程の遅延が主因で、東京地区は259万8千m3にとどまり、過去最低を更新した。20年度は東京地区がV字回復を見込むなど10協組がプラス予想。ただ、新型コロナウイルスの影響は織り込まれていない。景気が減速感を強めるなか、早くも下振れを警戒する声が浮上している。