文字サイズ(変更方法 文字サイズを大きく 文字サイズを小さく
2019年10月24日号

1;生コン相場観変わる~1万5000円以上が15都市

生コン市況の相場観が変わってきた。かつては1万円を割り込む陥没市場も多かったが、各地域で採算性を重視した市況を形成する姿勢が強まり、『建設物価』によると、現在は1万5000円を超える都道府県庁所在都市は15と、全体の3分の1に迫っている。これまで生コン市況は、出荷が伸びると上昇し、出荷が減れば下落するという構図を繰り返してきたが、出荷が減少しても生コン協同組合が価格を維持、上昇に腐心している姿がうかがえる。