2006年04月20日号
2:関東1区~中庸熱生コン出荷 今年度も高い伸び
関東一区(東京、神奈川、千葉、埼玉)では中庸熱セメントを使った生コンの出荷が続く見込みである。「コンクリート工業新聞」は同地区の生コン協同組合を対象に、〇六年度の出荷見通しなどについてアンケート調査を実施した。それによると、〇六年度は171万9千・と前年に比べ27・7%増加する見通し。出荷量が最も多い東京地区生コン協組は1割近く増えるほか、三多摩や玉川、千葉西部も大幅増を予想している。セメントメーカーが中庸熱セメントの価格を普通セメントに対し300円高から2000円高へ引き上げ表明をしていることから、各組合はスライド価格の改訂を検討中だ。