2006年04月20日号
3:香川三豊生コン協組~06年度は耐久性試験へ 溶融スラグ骨材の研究
一般ゴミ溶融スラグのコンクリート材料への適用技術の開発に取り組んでいる香川県三豊生コンクリート協同組合(観音寺市、4社5工場、三宅博代表理事)は3月30日、第2回技術検討委員会(委員長・堺孝司香川大学教授)を開き、2005年度の事業報告と06年度の検討計画について審議した。 05年度の総合評価は、「現有の溶融施設のスラグ製造システムは、コンクリート用骨材として有効利用を前提としたものは少ないが、コンクリート用細骨材としての活用は可能である」とした。 06年度は全国の溶融スラグのうち6品目を選定し、コンクリートの耐久性に関する検討を予定している。