生コンの価格設定でスランプ別値差を撤廃し、各呼び強度同一価格とする動きが広がっている。「施工性」や「構造体品質」を重視した配合での発注を促す狙いがある。さらに、負の慣行とされるスランプ上限値(軟らかめ)要求を抑制する効果も期待できる。『建設物価』2019年4月号によると、表示価格で値差のない市場は、宇都宮、さいたま、名古屋、津、大津などの41都市で、10年前に比べておおむね倍増した。
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