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2019年04月11日号

2;19年度生コン出荷、減少予想も上振れ余地~関東一区

関東一区で生コンの共販事業を行う14協同組合の2018年度の生コン出荷数量は、前年比9・6%増の1217万8千m3となり、2年連続で増加した。オリンピック・パラリンピック施設工事などで東京都心の需要が膨らんだことに加え、再開発や物流倉庫、マンションなどの民間投資が活発だった。その前の年に過去最低を記録した東関東、三多摩、玉川も復調に転じるなど地域間偏在も縮小した。19年度は減少予想だが、民需がなお底堅く推移していることから、上振れる可能性もある。