2018年10月11日号

4;打重ねの不具合防止～大成建設

大成建設は１日、ＩＣＴを活用した現場打ちコンクリートの「打重ね管理システム」を開発したと発表した。同社独自のコンクリート工事管理システム「Ｔ―ＣＩＭ／Ｃｏｎｃｒｅｔｅ」の機能を拡張し、打重ね状況をリアルタイムで把握できるようにした。生コンの練混ぜから打設管理までの各種情報をクラウドサーバー上で一元管理することで、複数の施工箇所での打設状況の情報共有ができる。打重ね時間の適切な管理が可能で、初期不良などの不具合を防止できるほか、帳票の作成業務も省力化できるメリットがある。