2009年01月15日号
1:生コン~東京協組 工場再編に着手へ
生コン工場の統廃合が都市圏、地方圏を問わず加速する見通しだ。東京地区生コンクリート協同組合の森山昭雄理事長は、7日に都内で開いた賀詞交歓会で「(統廃合は)当協組も無縁ではない。工場再編が今後の大きな課題となる」と述べ、具体的な検討に着手することを表明した。生コン需要の減少を背景に、まず公共投資依存度の高い地方圏で集約化が進展。ここ数年、その動きが需要規模の大きい大都市圏にも広がり始めている。一方、大阪兵庫生コンクリート工業組合の猶克孝理事長は8日の新年互礼会で集約化に取り組んでいる地域での新増設を規制する法律の整備を訴えた。