東関東地域の生コンの需要環境が、停滞期に終止符を打ち、緩やかに回復している。東関東生コン協同組合(東京都足立区、小野健司理事長)の今年度の生コン出荷数量は、4~8月で前年同期に比べ17・6%増の18万2千m3となった。昨年度実績が36万4千m3で過去最低だった反動もあるが、大型物流倉庫や再開発などまとまった数量の物件が出ている。一方、域内の市況も、同協組が価格重視の方針を堅持していることから、上向き加減で推移している。
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