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2018年09月06日号

3;厳しい需要減に直面する秩父生コン協組

秩父地区生コンクリート協同組合(埼玉県秩父市、髙橋正樹理事長)が厳しい需要の減少に直面している。公共土木工事における生コン原単位(使用量)の低下が最大の要因だ。同協組は大幅値上げを今春打ち出したが、収益力低下が止まらなければ、再値上げも視野に入れている。
事業エリアは秩父市や秩父郡など広大だが、出荷規模は関東一区で最小。2017年度の出荷数量は前年比33%減の3万8千立方メートルで過去最低だった。今年度は3万6千立方メートルと最低出荷を再び更新する見通し。