2008年11月13日号
5:関東ヒューム協組~下期は出荷増見込む
関東ヒューム管協同組合(東京・千代田、中園大策理事長)によると、関東地区(長野県を除く1都7県)の上期ヒューム管出荷量は、前年同期比11・0%減の6万4202㌧だった。中園理事長は「昨年は一昨年の積み残しが出荷となったもので、今年は出荷のペースが例年のペースに戻ったため需要が落ちたように見える」と説明し、下期は出荷増が見込めると予測している。工事も汚水管工事から雨水管工事へシフトしており、管きょの大径化も進んでいる。一方、今年4月に打ち出した値上げはほぼ浸透し、民間調査機関も10%前後の値上げを反映している。