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2008年11月06日号

2:全生連~再発防止へ決議を実践 溶融スラグ問題・国交省と意見交換

 全国生コン工業組合連合会(吉田治雄会長)、国土交通省、建築業協会は29日、東京霞ヶ関の中央合同庁舎でJIS規格不適合コンクリート、いわゆる六会コンクリートによる溶融スラグ不正混入問題に関する意見交換会を開いた。問題発生後の全生連の対応を説明するとともに、9月25日の理事会で決議したコンプライアンスの徹底など5項目の対策を実践し再発防止に全力をあげることを表明した。また、コンクリート技士、同主任技士、工業標準化法に基づく品質管理責任者といった資格者が違反行為を行った場合の罰則規定について、近く日本コンクリート工学協会、経産省に対して創設を要請するとしている。